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わくわく日記

さんろーのじゅけんにっきだよ!

天気朗らかなれども波高し

今日は少し外を歩いてみました。

 

不合格が決まったあの日から気分がすぐれず、ただ自室で天井を見つめては涙を流していました。

それを見かねた母の勧めで動物園に行ってみることにしたのです。

 

生来の肺の弱さが祟って10mほど進んでは立ち止まり、深く深呼吸をしてまた進むということを何度も繰り返してようやく動物園に着きました。

 

動物園ではいくつかの小動物と触れ合い、少しカフェで休憩をしてから、土産屋でちょっとばかりのクッキーを買ってから帰りました。

 

何か動物と触れあえば気分も晴れるだろうとの母の作戦にまんまと乗せられてやったわけですが、母の作戦通り、不思議と心のつっかえがとれたようです。

 

ネズミと触れ合っているときのことでした。他の人のネズミは元気よく脱走なんかをしようとしているように見えましたが、私の担当となったネズミは私の手の上を離れません。「あぁ、そんな悲しそうな顔をしないでおくれ」とでも言っているかのような眼差しで僕の目をジッと見てくるのです。

制限時間が終わり、ネズミとのお別れです。ネズミは何事もなかったかのようにゲージへと帰っていきました。

あの、私に何か訴えてくるような瞳は営業スマイルのようなものだったのでしょうか?

それはあのネズミにしかわかりませんが、ただ、母以外にも、少なくともあのネズミだけは僕を気にかけていてくれる。そう感じることができ、何となく気分は晴れていくようでした。

 

また、受験勉強を頑張ってみようと思います。